〜21話〜 祝!退院!!血のめぐる音とともに
朝の4時に目が覚め、退院準備は万全。
やはり消灯が午後10時なんでおじいちゃんばりに早く目が覚めてしまう。
もうすぐ最後の診察を受けて、午前中に退院予定だ。
今回は、2回目の入院ということもあり、何もかも経験していた工程だったので非常にスムーズに過ごせた入院生活だったと思う。
現在、耳にはワタが詰められているのでまだ聴力の回復具合は分からないが、来週の月曜日の通院でワタを取ってもらいどのような状態になったか確認できると思うのでまた、改めて報告したい。
とにかく、血のめぐる音が「ぎゅんぎゅんぎゅんぎゅん」とすごく聞こえるようになった。
これって確か子供の時は聞こえていた気がするが、知らず知らずのうちに聞こえなくなってたんだという感じである。
まぁ何より無事に退院ができ、ほっとしている。
前回のオペに比べて、麻酔明けの嘔吐も比較的少なく、尿管を抜いた後のダメージも全くなかった。
あと、謎のカカトの痛みもなく翌日には元気に過ごせていたのが非常によかった。
しばらく耳の中の傷口を、点耳薬でケアしつつ生活することになるが無理のないようにいたわっていきたい。
しかしながら、いつも思う
日々の健康と何気無い日常が、いかに幸せであるかという事を。
先程最後の朝食を食べたのだが・・
最も嫌いなレーズンが入ったパンとか、泣けるんですけど
〜過去のお話はこちら〜