※子供の頃からのとある癖で厄年を境に耳鳴りが悪化。
真珠腫という病のお話(01話へ)
〜10話〜「入院食で一人パーリナイト!」
静まり返る病室内
微かに聞こえてくるのは外を走る車の音・・・
静かだ。
真珠腫が発覚してから約3ヶ月・・・難聴を抱えながら行う通常の仕事、そして連日のコロナ騒動。
オペに対する漠然とした不安はあるものの・・・
いつぶりだろうか、心の中は平穏だ。
個室にして本当によかった。
今は仕事のことも、コロナのことも、しばし忘れて明日のオペに備えよう。
この置かれている環境を前向きに捉えて、身も心もしっかりリフレッシュしたいと思う!
そして先程、本日の夕食が支給された!
この色合い、なんて健康的なのだろうか!
全てが薄味のおかげか、カレー風味の煮付けのカレー風味の豚肉とたまねぎがやたらと美味しく感じる!!
このお茶が入ったコップ、メモリが付いててカワウィィイ!
約一週間の入院中、1日3食、これを食べれるならきっと退院する頃には体までスッキリとデトックスできていることだろう。一週間後が楽しみだ。
だがしかし、ふりかけくらいは持ち込みたい。
消灯は何時だろうか。
22時、食べ物禁止の時間を迎えたので眠るとしよう