一眼カメラを手にして、写真を撮る。
撮った写真の画像は確かに綺麗なんだけど・・・
なんだか撮った写真がイマイチ。
カメラを始めた頃、撮り溜めしたデータフォルダを眺めながらそんなふうに思うことがありました。(今でも思いますが笑)
構図とか、やっぱり勉強しないといけないのかなんて思うかもしれませんが、その前に、まずはカメラの平行を意識して撮ってみてください。
高額ハイスペックカメラを買ってまず感動した機能、それがファインダー内でカメラの平行を確認しながら撮影ができる点でした。
これまでの一眼カメラにはもちろんそのような素敵な機能は付いておらず平行という物がほとんど意識できていなかったのです。
これがα550のファインダーの画像
ピントを合わせるボックスしかでておらず、今が平行かどうかのガイドはありません。
こちらがα99Ⅱのファインダー画像
真ん中の横線が平行ガイドで、カメラのボディの平行が取れていると緑色の線に、傾くとオレンジ色の線に。参考画像は左右平行取れてる緑色の線と、前に傾いてるので上にオレンジの線が出ている状態。
※イメージは左手に一眼を構え右手のスマホでファインダーをのぞかせ、震える小指で撮影ボタンを押した渾身の作品
このようなガイドが出る手厚い機能によりシャッターを押す際、平行を意識するようになっていくのでした。
そのおかげもあり、ガイド機能がないα550などのカメラ使う際も、ファインダーの四角の枠に対して、対象物が平行になっているか自然と意識して撮影ができる様になりました。
それ以降、溜まった写真のデータフォルダの質が上がったように感じます。
背景の直線的な壁とか、人物なら地面などファインダー(液晶パネルも同様)の枠に対し真っ直ぐになっているかをチェックするだけで、シャキッとした写真が出来上がるのです。
ガイド機能が付いていないカメラでも普段からこの平行を意識して撮影してみるようにしてください。
勉強せずすぐにできる心がけポイントです。
構図とかはそこから更に写真の質を高めたい!と思った時に勉強していくと良いと思います。
現在はパソコンでも、snsのアプリ内でも簡単に画像トリミングの際平行調整などできますので別にいいよって方もいると思いますが、角度調整する事で必要な範囲もトリミングせざるをえない事になったりするので、やはり加工が前提だとしてもベースとなる素材はいい状態にしておきたいものです。
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